刑事事件

津田沼周辺(船橋市、習志野市)における刑事事件の動向

津田沼における刑事事件の動向

1.津田沼周辺(船橋市、習志野市)の最新犯罪動向

自分が住んでいる地域や近隣地域の治安について、気になる方も多いのではないでしょうか?

その地域で起きる犯罪は、年々変化していくため、毎年確認することが大切です。最新の犯罪動向を知って、防犯意識を高めていきましょう。

平成29年の統計によると津田沼周辺(船橋市、習志野市)では、自転車窃盗と詐欺が増加しています。また、本年度である平成30年度の犯罪は増加傾向です。

今回は、平成29年度、30年度、習志野市津田沼地区の詳しい犯罪状況や予防方法について解説いたします。

2.習志野市津田沼の最新認知犯罪件数

まずは、津田沼周辺(船橋市、習志野市)について少しご説明します。そのあと、最新犯罪動向を見ていきましょう。

(1) 習志野市津田沼はどんな街?

習志野市は、千葉県北西部の街です。東京からも30キロ程度とそれほど遠くもなく、交通の利便性も非常に良い街といえます。

千葉市が東、船橋市が西、北には八千代市、南には東京湾がある位置に存在しています。

習志野市は、昔は軍隊の街として発展してきましたが、軍隊が使用してきた土地は現在では市民が利用する学校や病院になり、文教住宅としとして成長しています。

たくさんの親子連れが住む街でもあり、人口も徐々に増加しています。平成29年度の調査では、人口172,000人を超える人が居住しています。

津田沼は、習志野市の一部の地域です。かつての町村合併にて、習志野市の一部となりました。

津田沼は、合併の際も中心となった自治体であり、今でも津田沼地区として名前が残っています。

泉総合法律事務所の支店の1つも、この津田沼地区にあり、津田沼地区だけでなく船橋市、八千代市、鎌ヶ谷市など近隣地区の皆さまのお役に立つため、日々問題解決に取り組んでいます。

(2) 平成29年度の犯罪認知件数

では、習志野市津田沼の犯罪認知件数はどのような状況にあるのでしょうか。

まず、津田沼だけの犯罪認知件数に関する統計はありません。そのため、習志野市全体の犯罪動向を確認していくことにします。

平成29年度の習志野市の全体犯罪認知件数は1548人です。前年度の平成28年は、1693人のため、145件減少しています。

最新のデータとしては、平成30年1月〜5月までの犯罪認知件数があります。平成30年5月末時点で585件であり、前年と比較すると45件増加しています。

全体の犯罪認知件数は-8.6%の減少率であるため、昨年度の認知件数は少なくなっています。

もっとも、平成30年度はこのままいくと増加してしまう可能性も高く、油断できない状況です。

また、犯罪の内容をみていくと、看過できない数字も存在します。殺人や強盗などの凶悪犯罪は、平成28年度が3件だったのに対し、平成29年度は9件に増加。凶悪犯罪自体の数は少ないものの、数が増えている点は注視すべきといえるでしょう。

全国的に見ても多いといわれる「窃盗犯」ですが、全体としてみると、平成30年度は前年比で39件増加しています。

特に、車上狙いが21件増加しており注意が必要です。

詐欺も、前年比で13件増加しているため、注意が必要といえるでしょう。

3.犯罪累計ごとの犯罪認知件数

次は、もう少し詳しいデータを見ていきましょう。習志野市における犯罪累計ごとの犯罪認知件数を見ていきます。

具体的には、暴行傷害事案、窃盗事案、侵入事案にわけて見ていきます。

(1) 暴行傷害事案

暴行事件については、平成29年度の統計では、暴行事案は25件報告されており、前年比では10件です。

もっとも、傷害事案が40件報告されており、昨年から比べると7件増加しています。

傷害事案は、暴行の程度が重く、被害者の生理的機能に障害をきたしたケースをカウントします。

「暴行自体の件数が少ないが、傷害の件数は多い」というのは、怪我をするほどの暴行事案が増えたということであり、犯罪傾向としては良くない状況にあります。

(2) 窃盗事案

バイク、自転車、自動車などの乗り物窃盗は、全体で487件報告されています。このうち自転車の461件が最多です。

平成28年度に比べると、全体の件数は86件減っているものの、平成30年度現在では前年比で3件増加と微増しているため、安心できません。

乗り物窃盗だけでなく、万引きなどの軽犯罪は、平成29年度で249件報告されており、前年比で38件増加しています。

(3) 侵入事案

侵入事案とは、空き巣、忍び込み(就寝中を狙う空き巣)、居空き(家主不在を狙った空き巣)、出店荒し・事務所荒らし(営業主不在を狙う空き巣)などの犯罪のことです。

平成29年度の侵入犯は108件報告されており、前年は124件でした。被害件数は減少傾向にあります。

もっとも、住居侵入、忍び込み、居空きは、30-60%近く上昇しているため、注意が必要です。

その他の犯罪で注意すべきものとしては、車上狙いが-48.3%と減少傾向にありましたが、平成30年度には入ってからは、増加傾向にあります。

全体としては、刑法犯として認知されている3/4が窃盗犯です。万引き、置き引き、自販機狙いなどが増加しています。

怪我のリスクが高いひったくりは減少していますが、女性は、帰宅途中に背後から狙われる傾向にあるため、注意しましょう。

4.窃盗犯の中でも特に注意すべきは、自転車窃盗

次に、特に注意すべき自転車窃盗の現状と予防策をお伝えします。

(1) 自転車窃盗に注意

窃盗犯が全体に占める割合が高いことをご説明しました。そして、この中でも最も注意すべきは、自転車窃盗です。

自転車窃盗の認知件数は、窃盗の中でも最も多く、平成29年度で461件報告されています。

前年比では、-39件となっていますが、以前多いため注意が必要です。平成30年の状況をみていても、去年と比べると3件増加しています。

習志野市は、千葉県内の他の市町村と比べても、自転車窃盗の割合が高くなっているため、地域として特に注意が必要と言えそうです。

被害が多く発生しているのは、大型商業施設の駐輪場、集合住宅にある駐輪場などです。

自転車が多く駐車されており、窃盗犯かどうかを周囲がなかなか判断できない状況もあることから、被害が多くなりがちです。

皆さんも、自転車窃盗の被害には十分に注意してください。

(2) 自転車窃盗に遭わないための予防策

自転車窃盗被害に遭わないためには、自己防衛も重要です。

自転車窃盗被害に遭う方のほとんどは、鍵をかけ忘れています。鍵のかけられていない自転車を狙って、そのまま乗り去ってしまうケースが非常に多いのです。

そのため、自転車を駐輪場に置いて行くときは、鍵をかけ忘れていないかを必ずチェックするようにしましょう。

これ以外に注意すべきポイントとしては、

  • 二重ロック
  • 防犯登録を行う
  • 監視カメラのついた駐輪場に駐める

などがあります。

監視カメラのついた駐輪場を探すのはなかなか難しいかもしれませんが、二重で鍵を設置したり、防犯登録をしたりすることは自分でも簡単にできます。

自転車は盗難にあってもなかなか帰ってこない乗り物の1つです。自分なりの予防策を徹底するようにしてください。

5.振込詐欺も増加傾向

振込詐欺も増加傾向

実は、振込詐欺も増加傾向にあります。現在の状況と予防策をご説明します。

(1) 習志野市津田沼では振込詐欺にも要注意

平成29年度の犯罪認知件数では、詐欺に関する犯罪が30件から79件に激増しています。前年比だと、163%と増加率が非常に高いため、十分注意が必要です。

平成30年度の5月までの統計をみても、詐欺は前年比で13件増加しています。

平成29年度から激増した詐欺事案が現状でも増えている状況だということを理解しておきましょう。

平成29年度の詐欺では、被害額が1億6千万円を超えています。

特に、高齢者宅を狙った犯行が多く、詐欺の種類としては、以下の順で多くなっています。

  • キャッシュカード詐欺 約40%
    ※警察や銀行を装ってキャッシュカードをだまし取る詐欺
  • オレオレ詐欺、還付金詐欺 各20%
    ※息子や孫、親類を装ってお金を要求してくる詐欺
    ※還付金詐欺とは、市役所職員のふりをして還付金を振り込むといって、手数料を振り込ませる手口の詐欺
  • 架空請求詐欺 約10%
    ※架空の利用料金を要求してくる詐欺

(2) 詐欺に遭わないための予防策

では、詐欺に遭わないためにはどのような対策・予防策が有効なのでしょうか。

①留守番電話、ナンバーディスプレイ機能で予防

振込詐欺の特徴としては、電話でお金を要求してくることが多いという点が挙げられます。そのため、電話の対策が有効です。

具体的には、日中は電話に出ず、留守番電話を設定しておきましょう。留守番電話であれば、犯人との電話を避けることができるため、詐欺の予防になります。

また、ナンバーディスプレイ機能も有効です。有料となりますが、番号が表示されるため知らない番号に出ずに済みます。

非通知の電話は拒否することも可能です。

②家族で合言葉を決めておく

家族で電話詐欺に備えて合言葉を設定しておくのも有効です。

どんな言葉でも良いので、ご家族しか知らないような合言葉を設定し、共有しておいてください。

これ以外でも、電話でお金を要求されたら、相手に「名前と生年月日」を確認してみてください。誤魔化すようであれば、詐欺と疑って良いケースです。

ご高齢の家族がいる方は、ぜひ家族の合言葉を考えてあげてください。

③家族に確認をする

電話を受けたら、誰にも話さず振り込んでしまう方が被害に遭われています。

電話を受けた後は、冷静になり他の家族や本人と思われる人に電話をかけ直してみましょう。相手からかかってくるだけの電話に信用しないようにするのが大切です。

「宅配便でお金を送って」という電話は、ほぼ必ずといっていいほど詐欺です。送らないようにしましょう。そして、すぐに警察へ連絡してください。

④簡単にお金を得られる話を信用しない

還付金詐欺や最近増えている未公開株等の高額配当を暗示した詐欺などは、「大きなお金が入りますよ」という詐欺です。

損をしないことが前提となっているため、被害者も信用してしまいがちなのです。

しかし、「簡単にお金が手に入る話」というのは大抵詐欺です。

大きなお金の話や、何もしなくてもお金が手に入ると言われたら、危険だと認識しておくようにしましょう。

6.習志野市津田沼近隣で刑事事件を起こしてしまったら

自分が住んでいる地域の犯罪事情を知っておくことは、防犯意識を高めることにつながります。皆さんも、詐欺や窃盗事案には十分注意してください。

万が一、ご自身や家族が刑事事件を起こしてしまった場合は、泉総合法律事務所津田沼支店にご相談ください。

泉総合法律事務所津田沼支店は、習志野市、船橋市、八千代市、鎌ヶ谷市、市川市、千葉市花見川区・美浜区などの地域の安全や問題解決にも全力で取り組み、暴力事件、詐欺事件、窃盗事件、侵入事件など刑事事件の解決に尽力しています。

「逮捕されてしまうかもしれない」と1人で抱え込まず、専門家である弁護士にお話しください。被害回復や示談等を行い、一緒に問題を解決していきましょう。

無料相談受付中! Tel: 0120-790-089 平日9:00~22:00/土日祝9:00~19:00
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